<レコチャ広場>「恥の文化」の日本と「無恥の文化」の中国=上海地下鉄事故に思う

Record China    2011年9月29日(木) 17時58分

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27日、作家の陳希亜氏はブログエントリー「中国速度」を発表した。「恥の文化」がある日本に対して、中国には「無恥」しかないと嘆いている。写真は27日、上海地下鉄の事故現場。

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2011年9月27日、作家の陳希亜(チェン・シーヤー)氏はブログエントリー「中国速度」を発表した。

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27日、上海市地下鉄10号線で追突事故が発生、280人あまりが負傷した。7月23日の温州高速鉄道追突・脱線事故からわずか2カ月後に、再び大規模な鉄道事故が繰り返されたことになる。また上海市地下鉄は2009年にも1号線で衝突事故を起こしており、教訓は生かされなかったようだ。

陳氏は上海の地下鉄は日本の鉄道同様、きわめて近代的だったと話しながらも、事故対応はまったく違うと指摘する。今年5月、北海道の石勝線トンネルで特急の脱線、炎上事故が起きた。JR北海道は謝罪と原因究明を徹底したが、それでも責任を感じた社長が自殺する事件へと発展した。名著『菊と刀』が分析した日本人の「恥の文化」が象徴された一件と言えよう。

一方、中国は「無恥」の国だ。恥を知らないがゆえに責任を取るということがない。文化大革命という名のあの大災厄について、誰か責任を取った人がいるだろうか。己の功績のために責任も取らずにただただ速度を追求してきた中国。個人の問題ならばまだいい。だが列車事故で犠牲になったのは何の罪もない一般市民なのだ。(翻訳・編集/KT)

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