宇宙ステーション建設への第一歩!実験1号機「天宮1号」を29日夜に打ち上げ―中国

Record China    2011年9月29日(木) 11時23分

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28日、中国の宇宙ステーション実験機「天宮1号」が現地時間の29日午後9時16分〜31分の間に打ち上げられる予定であることが分かった。写真は28日、「天宮1号」を載せ、発射台で打ち上げを待つ運搬ロケット「長征2号FT1」。

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2011年9月28日、中国有人宇宙飛行プロジェクトの武平(ウー・ピン)報道官は宇宙ステーション実験機「天宮1号」を現地時間の29日午後9時16分〜31分の間に内モンゴル自治区の酒泉衛星発射センターから打ち上げる予定だと発表した。中国新聞網が伝えた。

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武報道官によると、「天宮1号」の打ち上げに使う運搬ロケット「長征2号FT1」への推進剤の注入も28日午後に始められ、順調に打ち上げ準備が進んでいる。「天宮1号」は全長10.4メートル、最大直径3.35メートル、重さ8.5トン。実験装置室と物資保管室から構成されている。

中国は2020年ごろまでに有人宇宙ステーションを完成させる計画を立てており、今回の「天宮1号」の打ち上げはその第一歩。年内に打ち上げられる宇宙飛行船「神舟8号」と無人のドッキング実験を行い、2年ほどの間に「神舟9号」「神舟10号」と有人でのドッキング実験も行う予定。(翻訳・編集/NN)

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