2011年9月26日、米ボーイング社の幹部は、中国国際航空と、バイオ燃料を使ったジェット旅客機のテスト飛行を行うと述べた。バイオ燃料は、中国で採取した植物を使い、中国がバイオ燃料の生産国に浮上することを後押しする。中国と香港のメディアが外電をもとに伝えた。

先ごろ開かれた第14回北京国際航空展覧会で、ボーイング社研究技術部中国部副総裁のアル・ブライアント氏が米紙に対し、中国南部に生息するナンヨウアブラギリ（ヤトロファ）から抽出した燃料を使い、同社として6回目のバイオ航空燃料による試験飛行を行うと述べた。

同氏によると、今回のテストは、バイオ航空燃料の商業化に向けた重要な一歩。同社は2015年までにバイオ航空燃料は一定の産業規模に成長すると見ている。ボ社も航空会社に対してバイオ航空燃料の供給を行う計画だ。(翻訳・編集/JX)