逃亡生活に疲れ果て…25年ぶりに自首、逃走期間の最長記録を更新―浙江省

Record China    2011年9月26日(月) 17時30分

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25日、中国で25年前に同郷人の金を盗み、逃走していた男が自首した。写真はオートバイでパトロールする安徽省巣湖市の警察官たち。

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2011年9月25日、中国で25年前に同郷人の金を盗み、逃走していた男(58)が自首した。銭江晩報が伝えた。

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浙江省楽清市出身のこの男、呉(ウー)は25年前に同郷の男性と安徽省まで出掛けた際、宿泊場所で連れの男性が所持していた2800元(約3万3000円)をこっそり盗んだ。ところが、金がないことに気付いた男性に問い詰められ、あっさりと犯行を自供。男性は金を返せば水に流すと言ってくれたが、翌日の早朝、「やはり警察に通報されるのでは」と怖くなり、金を持ったまま郷里に逃げ帰った。

だが、これを知った呉の妻は大激怒。すぐに盗んだ金の返却と謝罪をしに男性宅に向かった。呉は自宅で待機していたが考えれば考えるほど恐ろしくなり、再び逃走。こうして25年に及ぶ逃亡生活が始まった。呉によると、その間、何度も自首を考えたが刑務所に入るのが怖くてその度に思い止まった。それでも、他人との接触を一切断ち、ビクビクしながらの毎日に疲れ果ててしまい、今回の自首に至ったという。

25年というのは逃走期間の中国最長記録。ここ数年は置き去りにした妻子に連絡を取るようになっていたそうで、地元の派出所に自首した際は息子が付き添った。(翻訳・編集/NN)

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