かつらをかぶって女装!金メダルのためなら「なんでもあり」のスポーツ界―雲南省

Record China    2011年9月23日(金) 12時30分

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21日、年齢詐称や性別詐称、記録改ざんは当たり前。金メダルのためなら「なんでもあり」なのが雲南省のスポーツ界だと中国メディアが暴露した。写真は第13回雲南省体育大会。

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2011年9月21日、人民日報(電子版)は、「0点事件」で騒がれている雲南省のスポーツ界を取材。そこは「金メダル獲得のためなら何をやってもかまわない」という、あきれた常識がまかり通っている世界だった。

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今年8月に雲南省で開催された飛び込み競技の選手権大会で、13歳の少年3人のシンクロナイズドダイビングに審判員が0点を付けた。これを「0点事件」と名付けてメディアが報じたところ、「どれほど演技が稚拙だとしても、0点を付けるとはあまりにも非常識」との声が噴出。当日の審判員名簿を調べたところ、エアロビクス講師や運転手などの「全くの跳び込み素人」たちや、大会に参加したチームの監督やコーチなどのいわゆる「大会関係者」たちが審判員であったことが判明した。

昨年の飛び込み競技大会では、同省体育局のお偉方が自分の応援する選手に金メダルを与えるよう審判員に強要したとの報告があった。第12回雲南省柔道選手権では、決勝戦の2組が審判員の判定に納得できずに途中で試合放棄。結局2組に金メダルを授与することになった。選手の年齢詐称は毎年広がる一方で、昨年の雲南省体育大会では事前調査で40〜50人、体育局の調査で70人以上の選手が年齢を偽っていると判明。第8回雲南省少数民族伝統体育大会では、かつらをかぶって女装した男子選手が女子ドラゴンボートレースに参加していたという。(翻訳・編集/本郷)

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