2011年9月21日、中国・浙江省温州市で7月23日に発生した高速鉄道の大規模な衝突・脱線事故について、その事故調査報告がいまだにされていない。中国国家安全生産監督管理総局は「現在も調査続行中」とした。今後の発表予定についても、「決まったスケジュールは設定していない」と回答している。武漢晩報の報道。

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20日、報道機関からの問い合わせに対し、中国国務院の事故調査専門チーム責任者らは「組織の規定があり、この質問には回答できない」とした。経済専門紙・21世紀経済報道が関係者の談話を引用したところによると、調査報告書はすでに完成しており、現在は中国国務院の批准を待っている状態。発表は9月下旬になるとの見方もあるが、国務院はかなり慎重になっていると報じている。

中国鉄道部の発表では、この事故による死者は40人、負傷者は200人超とされている。(翻訳・編集/愛玉)