<レコチャ広場>台湾人は「かつての侵略者」日本に好意的だった

Record China    2011年9月21日(水) 6時15分

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18日、台湾に出張に行った中国本土のビジネスマンが現地で「かつての侵略者日本」に対する思いを聞いて回ったところ、誰もが好意的だったことに驚いている。写真は台湾の高速鉄道。

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2011年9月18日、台湾に出張に行った中国本土のビジネスマンが現地で「かつての侵略者日本」に対する思いを聞いて回ったところ、誰もが好意的だったことに驚いている。中国のブログサイト・和訊博客に掲載された。以下はその内容。

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台湾は日本に半世紀ほど占領された過去を持つ。台湾の人々は日本という「侵略者」に対し、どんな思いを抱いているのか?これが今回の台湾出張で筆者が1番知りたかったことだ。現地の人や仕事の関係者に聞いてみると、政治的には日本は確かに台湾を占領した侵略者だが、実は多くの台湾人が日本は発展の功労者と考えているということが分かった。

あるお年寄りは「高雄が台湾南部随一の大都市になれた最大の功労者は日本だ」と話す。日本が高雄を寂れた小さな村から大都市へと変貌させたのは軍事的な意味合いが強かったとはいえ、客観的にみて、日本人は現地に良いことをたくさんしてくれたのだという。こうした思いは南部に行けば行くほど強いようだった。

だが、彼らはこうも言った。「今は本土の観光客が日本人を追い抜いた。1番羽振りが良い」と。それでは、日本人に対してはどう思う?と聞くと「本土客より礼儀正しく愛想がよい」とのこと。何だか考えさせられる答えだ。お年寄りはみな日本語が達者で、日本を恨んでいなかった。これは日本が統治時代、暴力で抑えつけたりしなかったためだろう。

案内してくれた台湾人ガイドがこんな話をした。中国人は並ばないし、ルールも守らなかったが、日本人が来て列に横入りする者にお仕置きをするようになってからは、すぐに秩序正しくなった。この話を聞いて筆者は顔が赤くなった。中国本土で5000年という輝かしい歴史を持つ民族らしい言動はほぼ見られなくなったが、まさか台湾で目にすることができるとは。

満州事変は中国にとって「国家の恥」だ。昔の人は「恥を知るは勇に近し」と言ったが、残念なことに現在、「恥を知る国家」は見当たらない。納税者の金を使う機関がその金をどこにどう使ったのか説明できない国を庶民が心から守ろうとするだろうか?満州事変が起きた当時、中国は最も国家意識を持っていなかった。山賊たちが毎日争いに明け暮れている間に起きたのだ。自らを省みず、日本ばかりを責めるような国に希望はないだろう。(翻訳・編集/NN)

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