Record China 2011年9月18日(日) 11時15分
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9日、米誌ザ・アトランティックは「中国軍は敵か、潜在的な盟友か?」と題した記事を掲載した。写真は中国海軍。
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2011年9月9日、米誌ザ・アトランティック(電子版)は「中国軍は敵か、潜在的な盟友か?」と題した記事を掲載した。中国の軍事動向が恐慌を引き起こすという意見としては、アジア安全保障のプロフェッショナルによるレポート「21世紀のアジア連合」がある。このレポートにはダン・ブルーメンソール、マーク・ストークスなど米国の著名中国研究者が名を連ねている。レポートは中国の軍事力の急速な近代化を詳細に分析し、中国政府が興味を持っているのは、慈悲深い覇権統治でも、ワシントンを助け世界の課題に対応したいのでもないと言明している。15日付で新華網が伝えた。
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楽観的に過ぎるきらいがあるレポートだ。まず、米国を中心とした結束力の強い軍事同盟を編成することを提唱している。だが、アジアの国家は、米国と親密な連合国を含め、その国の経済は中国と密接に関連しており、米国を「焦り解消」のツールと見なしている。また、米国はアジアでハイレベルな軍事技術を譲渡、販売する前に、世界で政治はいつも変化しているという本質をわきまえるべきだろう。アジアの国々はあの手この手で中国と連合軍事演習をしている。
米国は中国との軍事協力という道を完全に断ってしまう前に、中間ステップを踏む必要があると考える。これまで米国は中国人民解放軍と同じテーブルで語り合うことはなかったが、チャンスを作らない理由はない。また、米国、アジアの軍事関係者は中国に対して総合的な情報を発信する必要がある。中国政府にルール、特に海上ルールの策定に真剣に取り組んでほしいという意思を示す必要がある。さもなければ中国は「21世紀のアジア連合」に向き合うことになるだろう。(翻訳・編集/渡邊英子)
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