Record China 2007年1月31日(水) 17時18分
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重慶市の南岸区で、貧困家庭の問題を解決するために建設された大型の団地に、250の低収入世帯が移ることになった。家賃は月1平方メートルあたり1元だそうだ。
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2007年1月29日、重慶市南岸区にある、1人当たり6平方メートルに満たない住宅に住んでいた低収入世帯の人々が、広くて新しい家に引っ越した。
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この250の低収入世帯の人々は、南岸区仰天区にある総面積1万1000平方メートルの「江南廉租小区」に、昨日から正式に住み始めた。ここにある大型団地は江南区初の廉価な住宅で、その建設には1500万元(2億2500万円)が投じられたという。しかしこの団地の賃貸料は、1平方メートルあたり月1元(約15円)と激安である。
体の不自由な彭朝瑞(ポンチャオルイ)さんは、他の249の低収入世帯と一緒に、新しい部屋の鍵をもらい嬉しそうだ。「40歳を過ぎて、やっと新しい家に住むことができました」と涙ぐんでいる。彭さんの娘は、「母と何回も引越ししましたが、新築の家に住むのは今回初めてです」と目を輝かせた。
調べによると2003年から現在までに、南岸区は廉価な団地建設や補助金の支給により、1198の家庭の貧困問題を解決してきた。これからの4年間で、区政府は次の2つの方法で、低収入世帯の問題を解決しようとしている。その方法とは、政府が家屋を回収し低収入家庭に安く貸し出す。そして開発商に低価格で低収入家庭に住宅を貸与させ、政府側が開発商に補助金を支給することだ。
市の国土房管理局の責任者によると、今年の6月18日までに、1人当たり6平方メートル未満の住宅で暮らす主城区の低収入家庭の人々は、すべて廉価住宅に引っ越す予定だそうだ。
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