7月の新疆ウイグル派出所襲撃事件、独立派組織が犯行声明―米メディア

Record China    2011年9月13日(火) 13時6分

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8日、7月に中国新疆ウイグル自治区で発生した連続襲撃事件について、「トルキスタン・イスラム党(TIP)」を名乗る組織が犯行声明を出していたことが分かった。写真は6月、同自治区で行われた対テロ演習。

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2011年9月8日、AP通信によると、7月に中国新疆ウイグル自治区で発生した連続襲撃事件について、「トルキスタン・イスラム党(TIP)」を名乗る組織が犯行声明を出していたことが分かった。12日付で環球時報が伝えた。

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テロ組織を監視する米国の団体「SITE」が明らかにした。それによると、「トルキスタン・イスラム党」の指導者「アブドラ・シャクル・ダムラ」を名乗る男が8月末に10分ほどのビデオ声明を出し、「一連の襲撃は中国政府への復讐だ」と述べていたことが分かった。また、ビデオでは7月の事件で逃走中に中国当局に射殺された容疑者の1人がTIPの訓練キャンプでレスリングをしている映像も公開された。

TIPは新疆ウイグル自治区の中国からの独立を目指すテロ組織として中国政府が認定している「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」と同一組織であることが指摘されている。パキスタンに極秘の拠点を置き、08年の北京五輪開催前には中国7都市でテロを行うとの声明を出したほか、同年5月に雲南省、上海市、浙江省温州市で起きた路線バス爆破事件の犯行を認めるビデオ声明も出している。(翻訳・編集/NN)

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