2011年9月11日、第68回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を獲得したデニー・イップ（葉徳嫻）が、香港に凱旋した。中央日報が伝えた。

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今月10日（現地時間）に閉幕した第68回ヴェネチア国際映画祭では、香港映画「桃姐」（A Simple Life）のデニー・イップが最優秀女優賞を受賞。ヴェネチアで香港人女優が女王の座に輝いたのは、これが初めて。中華圏の女優では、92年「秋菊の物語」のコン・リー（鞏俐）以来2人目となった。11日、香港に凱旋したデニーは空港で花束と歓声に迎えられた。

アン・ホイ（許鞍華）監督の「桃姐」は、デニーと人気俳優アンディ・ラウ（劉徳華）が主演のヒューマンドラマ。10代から60年にわたって香港の富豪一家に仕えた女性・桃姐と、アンディ演じる同家の若主人Rogerとの心の交流を描いている。

中華圏の作品では、中国映画「人山人海」でツァイ・シャオチュン（蔡尚君）監督が、監督賞にあたる銀獅子賞を受賞している。（翻訳・編集/Mathilda）