数万年前の古代人から受け継がれるスキー板―吉林省長春市

Record China    2007年1月31日(水) 1時20分

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吉林省で開催中の冬季アジア大会。民族衣装を着て、毛のスキー板で滑るアルタイ族が注目を集めた。

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2007年1月29日、吉林省で開催中の第6回冬季アジア大会会場で、新疆アルタイ(阿勒泰)地区の珍しいスキー板が人目を集めていた。

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アルタイの人々はスキー板を手作りしているが、毛に包まれた板は彼ら特有のものだ。そして、毛でできたスキー板に足を置き、木のスティックで雪の上を滑るこのスキー法も、アルタイ民族に代々伝わる伝統だという。

彼らは今回、冬季アジア大会の会場を訪ね、歴史あるスキー板を寄贈した。このスキー板は「スキー展示館」に展示されることが決定し、中国のスキー文化の歴史を実証する貴重な展示物となる。そして今後中国人のスキー精神を継承し、向上させる象徴となるだろう。

専門家の話によると、アルタイの洞窟では数万年前の古代人が描いた色付きの絵が発見されたが、そこにはスキーをする人間の姿があったという。

昨年12月15日には新疆博物館、西北大学、アルタイ市政府、中国スキー協会が、中国のスキー発祥地として新疆アルタイ地区を認定している。

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