戦国時代の中国小売業界=大手スーパー・聯華は日系企業との協力でドラッグストアを展開―中国

Record China    2011年9月5日(月) 9時15分

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3日、上海市で第1回中国快速消費支那ハイレベルフォーラムが開催された。席上、大手スーパーチェーン・聯華スーパーの華国平総経理は、中国小売業の成長ペースは国の経済成長率を超える高いレベルにあると話した。写真はウォルマート旗下の好又多スーパー。

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2011年9月3日、上海市で第1回中国快速消費支那ハイレベルフォーラムが開催された。席上、大手スーパーチェーン・聯華スーパーの華国平(ホア・グゥオピン)総経理は、中国小売業の成長ペースは国の経済成長率を超える高いレベルにあると話した。網易が伝えた。

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成長と同時に競争も激化している。特に中国市場という巨大なパイの分け前にあずかろうと、外資系企業の進出が目覚ましい。外資系のシェアは上昇しており、一部地域ではほぼ独占状態にあるという。

華総経理はこうした状況下にあっては、勝つか負けるかではなく、相手にはない特長を打ち出せるかどうかが鍵となると話した。店舗面積が広い大型スーパー中心に展開する外資系と比べ、聯華はさまざまな形態を併存させることで優位を獲得している。同社は1991年に一般的なスーパー業務に進出、1998年にはコンビニ展開をスタート、2001年には大型スーパー業務をはじめ、さらに近年ではネットショッピングにも進出を果たした。

さらに今度はドラッグストア業界にも進出する動きを見せている。聯華は日本のドラッグストア大手・グローウェルHDと提携。年内にも1号店をスタートし、2012年には上海市を中心に8店舗を展開。2016年までに50店舗に拡大する方針だ。(翻訳・編集/KT)

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