高速鉄道の故障、7月だけで168件も=6割が設計・製造に問題―中国

Record China    2011年9月2日(金) 22時5分

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1日、中国鉄道部が公布した高速鉄道の故障に関する報告によると、7月だけで168件の故障が起きていたことが分かった。写真は7月に浙江省温州市で起きた高速鉄道事故の現場。

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2011年9月1日、中国鉄道部が公布した高速鉄道の故障に関する報告によると、7月だけで168件の故障が起きていたことが分かった。21世紀経済報道が伝えた。

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中国鉄道部が全国の鉄道局や車両メーカーに公布した報告によると、7月に高速鉄道で発生した故障は168件、うち設計・製造に問題があったケースは6割にあたる106件に上った。大手車両メーカー「中国北車」の子会社が製造したものがそのうちの86件を占めた。

さらにそのうちの42件は、北京−上海間の高速鉄道「京滬高速鉄道」で運行していた新型車両「CRH380BL」型だった。同型の車両は6月30日の開業以来、パンタグラフや車軸の温度センサーの誤作動など故障が相次ぎ、先月11日、54編成のリコールを同社が発表している。

また、浙江省温州市で7月23日に起きた追突・脱線事故の4日後にあたる同27日にも、事故発生地点に近い場所で大手車両メーカー「中国南車」の子会社とボンバルディアの合弁会社であるBSP社製の「CRH1-071A」が信号トラブルで緊急停車し、立ち往生する事故があったことも報告された。(翻訳・編集/NN)

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