「地元の子に投票を」地方自治体がオーディション番組への応援呼び掛け―雲南省保山市

Record China    2011年8月27日(土) 16時28分

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26日、中国で全国的に人気のオーディション番組で、地元から参戦している参加者を勝ち抜かせるために、地方自治体が市民に対して投票活動に参加するよう呼び掛けるショートメールを発信していることが分かった。写真は段林希さん。

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2011年8月26日、中国で全国的に人気のオーディション番組「快楽女声(スーパー・ガール)」で、地元から参戦している参加者を勝ち抜かせるために、地方自治体が市民に対して投票活動に参加するよう呼び掛けるショートメールを発信していることが分かった。

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将来の女性スター歌手を発掘する湖南衛星TVの人気番組「快楽女声」は、今季オーディションですでに全国区ベスト7までを選出している。そのうちの1人である雲南省保山市出身の21歳、段林希(ドゥアン・リンシー)さんは26日夜、ベスト5選考に挑むことになっている。

これに先駆けて動いたのが段さんの故郷・保山市の人民政府。以下のような文面のショートメールを市民に発信し、番組の一般投票で彼女に票を投じるよう求めた。

「夢をかなえるためにここまで努力してきた彼女は、ついに全国区ベスト7にまで進出しました。地元・保山のPRに貢献してくれた彼女がさらによい成績を収めるためにも、積極的に投票活動に参加しましょう」。このメールはすぐにインターネット上に転載され、多くの反響を呼んでいる。「地方自治体の公権乱用だ」との意見もあり、「全国の多くの人に地元を知ってもらう機会。地元自治体が彼女を応援して何が悪いの?」「名もない田舎から名を成すのは大変なことだ。地元が彼女の夢実現を応援するのは当然のこと」との声もある。(翻訳・編集/愛玉)

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