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世界初!電子書籍の連載小説「Mariko<マリコ>」作家・寺西一浩氏が発表、モデルは秋吉久美子さん

Record China    2011年8月26日(金) 13時59分

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ベストセラー作家・寺西一浩さんが、”世界初”となる電子書籍の連載小説「Mariko<マリコ>」をアクセルマークから発表した。 写真は作家・寺西一浩氏。

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日中友好40周年記念、劇場版「女優」〜あなたには人生を変えるチャンスがあるわ〜で、映画監督としてデビューするベストセラー作家・寺西一浩さんが、”世界初”となる電子書籍の連載小説「Mariko<マリコ>」(テレビ局番組制作プロデューサー・マリコの奮闘記!全10話)をアクセルマーク(東証マザーズ上場)から発表した。

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本作はスマートフォンAndroid搭載端末のほか、iPhone、iPad(App Store)で世界中で見ることができる。注目の連載第1話は「仕事も恋愛も充実させたいのに、それが叶わぬオンナが一人…」と題して24日にAndroid版から配信された。

寺西さんはこれまでに、日本テレビ主催で舞台化された「クロスセンス」や、いしだ壱成、浅野温子、山本モナなどが主演し大ヒットした「新宿ミッドナイトベイビー」、また岡田茉莉子主演の舞台版「女優」(講談社)などの小説の原作者で、話題作を次々と世に送り出したことでも有名。さらに、香港や中国でも日本人作家としての知名度も高く、数多くのメディアに取り上げられている。

そんな寺西さんが、働く女性1000人に取材を試み、仕事も恋愛も頑張りながら、時に結婚や将来への不安に心が揺れ動く女性たちの心情をリアルに描いた小説を連載と言う形で発表した。小説としては珍しく音楽と動画も織り込みながら、新たなスタイルの小説としてチャレンジする。そして、本作の登場人物で、ストーリー展開の重要人物となる『アツコ』を、インタビュー時に理想の上司や憧れの女性として名前が多く上がった女優の秋吉久美子さんをモデルとして描いている。

本作が配信開始されると、芸能人たちもブログやTwitterなどで取り上げるなど注目を集めている。寺西さんはインタビューで、「理想の上司や憧れの女性に秋吉さんの名前を挙げる女性が多かったんですよ。仕事をしながら自分のスタイルを崩さずに自然体。いくつになっても綺麗な秋吉さんに憧れている女性も多い。”女を失わず、でも女は使わない””50代!凄まずに目力を!”秋吉さんの言葉ですが、まさに働く女性の理想ですね」と語った。そんな小説の登場人物のモデルになった秋吉は、来年、女優生活40周年を控え「Marikoは映像に向いているから、機会があれば是非アツコを演じてみたいわ」と語った。

「Mariko」の気になる内容だが、マリコはテレビ局のプロデューサーに昇進し番組を任される事になったまさにその日、結婚直前の彼氏から突然別れを告げられた。その夜、マリコは気晴らしに寄った行きつけのバーに居合わせた料理研究家のサキ、カメラマンのワカをママから紹介され、一緒にルームシェアすることになる。職業も年齢も境遇もまったく違う3人の女性たちが、ふとしたキッカケで出会い新たな生活をはじめることになった。その後、マリコの周りで巻き起こるいろいろな出来事を通じて3人の女性たちに友情が芽生え、それぞれが抱える不安をひたむきに乗り越える痛快なストーリーとなっている。

「視聴率のカギを握るのは女性」だとひらめいたマリコは、担当することになった番組のプロデューサーとして高視聴率獲得のため、働く女性達のリアルな現実を描いたドキュメンタリー番組を企画する。その取材を通して、現代社会で働く女性達の抱えるダークサイド、歳を重ねる事に膨らんでいく不安と葛藤、そして矛盾などをリアルに描いて行く。女性たちがひたむきに乗り越えた、その先にあるものは…恋?それとも仕事?そして、随所に見られる「え?実話?」ともとれる芸能裏事情の描写にも驚かされる。本作では上記3名の他に、カリスマ離婚カウンセラー、女ボクサーであり介護福祉士、”神の手”の異名を持つフィッティングアドバイザーなど、一話毎に働く女性が次々と登場する。女性の職業がたくさんあり、いかに女性が社会で活躍しているかも垣間見える。現代社会に力強く生きる女性たちの”本音”が赤裸々に描かれている「Mariko」を読めば、きっとあなたにも新しい発見があるかもしれない。

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