クムホタイヤで高速道路死亡事故、遺族が南京工場を提訴―中国

Record China    2011年8月17日(水) 1時46分

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16日、今年6月に高速道路での単独事故で死亡した男性の遺族はこのほど、事故は韓国クムホ製のタイヤに問題があったためだったとして、同社の南京工場を訴えた。写真は北京のクムホタイヤ代理店。

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2011年8月16日、今年6月に高速道路での単独事故で死亡した男性の遺族はこのほど、事故は韓国クムホ製のタイヤに問題があったためだったとして、同社の南京工場を訴えた。16日付北京晩報が伝えた。

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訴えによると、この男性はおととし6月に北京市内の販売店から上海通用汽車製のビュイック車を購入。今年6月、高速道路を運転していた際に突然ハンドル操作が不能となり、中央分離帯に衝突、死亡した。

遺族側弁護士の説明によると、事故後の検証で、車両の右前方タイヤの亀裂と、右後方タイヤの隆起が確認されており、これによってハンドルをとられた可能性がある。タイヤは走行距離7万キロ、もしくは使用年数が3年経過した時点が交換時期といわれるが、男性の場合はこのどちらも当てはまらず、遺族はタイヤの品質に問題があったと主張している。また衝突時、エアバッグが開かなかったという。

このタイヤはクムホタイヤの中国工場、錦湖輪胎有限公司が生産したものだった。遺族は同工場、上海通用汽車、購入した北京の販売店を相手取って提訴、賠償を求めている。(翻訳・編集/JX)

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