宇宙を旅してパワーアップ！ホウオウボクの種―福建省厦門市

2007年1月26日、宇宙を旅したホウオウボク（鳳凰木）の種の贈与式が、福建省厦門（あもい）市の鼓浪嶋で行なわれた。この種は2005年8月29日、回収式科学実験衛星に載せられ宇宙に旅立ったものだ。

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宇宙における高エネルギー粒子の衝突反応や微重力、真空などの環境に影響されるため、種には地球上では起きることのない遺伝子の突然変異が発生する。その中からよいものを選んで育成し、優良品種を作ることが可能なのだそうだ。

福建省水産研究所の郭明忠（グオミンジョン）副研究員の話によると、このような種から育成されたホウオウボクは花がよりきれいに咲く上、匂いもよいという。開花の期間も長くなるそうだ。さらに台風やシロアリへの抵抗力も強くなっているかもしれないとのこと。