拡大
釈迦が悟りを開いたとされる旧暦の12月8日は「成道祭」といわれ、中国ではかゆを食べるなどの習慣がある。仏教寺院ではこの日を祝い幸福を祈って各種の儀式がとり行われる。
(1 / 4 枚)
2007年1月26日は旧暦の12月8日で、釈迦が悟りを開いたことを記念する「成道祭」である。釈迦が悟りを開く前に乳がゆを食べて体力を回復したという故事から、中国各地で「蝋八粥」が食べられる一方、湖北省宜昌(ぎしょう)古仏寺ではこの日「斎天祈福法会」が行なわれた。2000人近くの仏教信者が、この法会のために寺に集まった。
【その他の写真】
「斎天祈福法会」の「斎天」は「供天」とも呼ばれ、仏教信者が天に供え物をして福を願い、災いをなくし寿命を延ばす法事だ。花で仏壇を清める、香とろうそくを燃やす、経をあげる、などの5つの儀式から構成されている。