適齢期過ぎは「剰男」「剰女」!流行語に見る若者の結婚観=熱い論争も―中国

Record China    2011年8月9日(火) 0時25分

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5日、中国のインターネット上で流行している言葉を見れば、最近の若者の結婚観が良くわかる。写真は6日、旧暦の七夕に入籍する中国のカップル。

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2011年8月5日、新華網は「インターネットを通して中国人の情感世界を見る」と題した記事を掲載し、「80後(1980年代生まれ)」と呼ばれる中国の若者の結婚観を分析した。

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多くのユーザーがネット上で個人的な感情をあらわにする中国では、ネット流行語に今の人々の生活や考え方が反映される。たとえば適齢期を過ぎた男女を指す「剰男剰女」。男性は30歳以上、女性は27歳以上の未婚者が「剰(売れ残り)」とみなされる。こうした若者の結婚難には、女性が結婚相手に求める経済力の高さや、一人っ子で育った彼らの社交性の欠如があげられる。

テレビドラマで流行語となった「裸婚」は、文字通り「裸一貫での結婚」を意味する。マイホームや自家用車を持たず、結婚式や指輪の交換も行わない徹底した「地味婚」には「親のスネをかじる若者が減る」「お金がなければ病気にもなれない」と賛否両論だ。

あっという間に結婚し、ちょっとしたことで別れる「中国式離婚」も流行語となった。毎日平均5000組以上の夫婦が離婚する中国はまさに離婚大国。「結婚前には両目を大きく開けて相手を見、結婚後は片目で相手を見る」のが夫婦円満の秘訣であり、「幸せな結婚とは問題のない結婚ではなく、問題を解決していける結婚である」ことを肝に銘じておくべきだと記事は指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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