中国軍の“ネット戦争”、毛沢東の戦術応用=対ハッカー訓練も―香港紙

Record China    2011年8月6日(土) 6時14分

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1日、香港紙は中国の軍事専門家の話として「中国人民解放軍の多くの兵士が、対ハッカー攻撃を想定した専門訓練を受けている」と指摘した。写真は中国人民解放軍の済南軍区。

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2011年8月1日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は中国の軍事専門家の話として「中国人民解放軍の多くの兵士が、対ハッカー攻撃を想定した専門訓練を受けている」と指摘し、毛沢東の戦術がネット戦にも応用されていることを明らかにした。軍事的な観点からみると、将来的には米国など巨大敵国との衝突も避けられないとしている。4日付で環球時報が伝えた。

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中国国防部は今年5月、国内すべての軍事地区に“ネット戦”を専門とする部隊が配置されていることを認めた。中国の軍事専門家によると、多くの兵士が対ハッカー攻撃やハッキング技術の習得訓練を受けているという。

かつて毛沢東は日本の中国侵略、国民党との内戦を経て都市部を放棄。農村を拠点に小規模部隊を編成し、民兵を大量動員して訓練を重ね、最終的に勝利をつかんだ。軍のネット戦専門家の1人は、2006年に発表した論文で「毛沢東の戦術が数十年を経て、現代中国軍のネット戦術に生かされている」と指摘している。(翻訳・編集/AA)

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