<在日中国人の子供たち>日本式教育が良いのか?それとも中国式教育?―中国メディア

Record China    2011年8月4日(木) 8時47分

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2日、中国国営通信・新華社系の週刊誌が「日本式の教育か?それとも中国式か?」との記事を掲載。同誌の日本駐在記者が日本と中国の教育方式を比較しながら、それぞれの長所、短所を探った。写真は7月、遼寧省瀋陽市内の図書館や書店で本を選ぶ夏休み中の子どもたち。

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2011年8月2日、日本で生活している中国人にとって子供たちの教育は最大の関心事だ。中国国営通信・新華社系の週刊誌「瞭望東方週刊」は「日本式の教育か?それとも中国式か?」というタイトル記事を掲載。同誌の日本駐在記者が日本と中国の教育方式を比較しながら、それぞれの長所、短所を探った。以下はその要約。

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夏休みに子供をつれて中国に里帰りした在日中国人が愕然とするのは、中国の子供たちとの間に大きく開いた学力の差だ。「勉強第一」の中国では小学1年生の1日の平均学習時間は280分で、1週間平均は1320分。日本の小学1年生の平均学習時間は1日に225分で、1週間は1035分。1年間で見ると、その学習時間の差は1万4820分、247時間に相当する。

さらに学習内容にも大きな開きが。中国では小学1年生で2ケタの加減計算を学ぶが、日本は1ケタまで。英語の授業も中国の週4時間に対し、日本はわずか1時間だ。だが日本式の教育は体験重視型であり、趣味やスポーツなどの課外活動も積極的に評価される。それが子供たちの豊かな人格形成に役立っているのだ。

日本観光中に受けた「おもてなしの心」に感動した中国人が、「日本式教育を受けさせたい」と自分の子供を日本人学校に入れるケースも。ただ外国語の授業が少ない日本の教育は国際化からは遠い気もする。いずれにせよ、日中双方の教育を実際に経験することができれば、それが子供たちにとって最良の教育になるのではないだろうか?(翻訳・編集/本郷)

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