新発見の漢代王族墓の棺を博物館へ―安徽省六安市

Record China    2007年1月25日(木) 10時34分

拡大

昨年3月に発見され、今年に入ってから発掘作業が行われていた安徽省六安市郊外の古墳から、主棺が取り出され博物館に移された。発掘作業はこれで終了となる。

(1 / 3 枚)

2007年1月24日、安徽省六安市郊外の双敦村で発見された古墳から、クレーンで吊るした主棺が取り出され、六安市にある皖西博物館に移された。2000年もの間地下で眠り続けた古墳の発掘作業は、これで完了した。

その他の写真

安徽省考古学研究所の専門家の説明によると、2006年3月、双敦村で鉄道敷設工事中に発見された2つの古墳に対し、調査が行われたという。そして古墳の構造から、これらが漢代(紀元前202〜後8年)の王族のものであることが判明。今年1月7日から発掘が開始され、一部の青銅器にある文字から、この墓が漢の景帝(紀元前188〜前141年)の孫、初代「六安王」の劉慶のものである可能性が高いとされた。

この古墳の発見は2007年の考古学上の10大発見のひとつになるに違いないと、専門家たちはふんでいるという。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携