江沢民前国家主席、「死亡報道」の当日は自宅で静養―香港紙

Record China    2011年7月14日(木) 4時37分

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13日、香港紙は、中国の江沢民(こう・たくみん)前国家主席が死亡報道の当日、自宅で静養していたと報じた。写真は1日、北京の天安門広場で中国共産党創設90周年を祝う市民ら。

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2011年7月13日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国の江沢民(こう・たくみん)前国家主席が死亡報道の当日、自宅で静養していたと報じた。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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「江氏の健康状態に関する報告を聞いたことがある」という消息筋の話として報じられた。それによると、84歳の江氏は先月熱を出し、北京の人民解放軍301病院に入院。だが、中国共産党創設90周年の記念式典が行われた今月1日の前には退院し、自宅静養していたという。

記事によると、北京の人民大会堂で2時間近くも行われる90周年記念式典に江氏が出席することは体力的に難しいと判断した担当医が、江氏に自宅静養を勧めた。この消息筋は江氏の発熱の原因ははっきり分からないとしながらも、心臓病や脳卒中のような深刻な病気ではないと話した。

江氏が式典に出席しなかったことで健康不安説が浮上したが、当初はネット上で噂されるに止まっていた。ところが、香港のテレビ局ATVが6日、夕方のニュース番組で「江氏死亡」を報道。瞬く間に日本や韓国などのメディアに転載され、広まっていった。

だが、中国国営の新華社通信が翌7日、ATVの「江氏死亡」報道を「完全なデマ」と否定。これを受け、ATVは同日午後、声明を発表し、「江氏死亡の報道は誤りだった」とし、江氏本人とその家族、視聴者に謝罪した。(翻訳・編集/NN)

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