21世紀の牽引役、中国は力不足―米華字メディア

Record China    2011年7月13日(水) 8時24分

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2日、インド出身の国際問題評論家ファリード・ザカリア氏はこのほど、中国は21世紀の牽引役にはなり得ないと指摘した。写真は北京の天安門。

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2011年7月12日、米華字メディア・多維新聞によると、インド出身の国際問題評論家ファリード・ザカリア氏はこのほど、中国は21世紀の牽引役にはなり得ないと指摘した。

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高度経済成長を遂げた日本は、いずれ世界の牽引役になると誰もが思っていたが、実際にはそうはならなかった。ザカリア氏は中国経済が崩壊するとは思わないものの、中国もいずれ経済が減速するはずだと指摘。規模の大きい中国はその時期が他の国よりも多少遅くなるかもしれないが、そうした法則から逃れることはないという。

また、中国経済のシステムは効率が悪いと指摘。中国が毎月集めている外資はインドが1年間に集めている外資に匹敵するほどの規模だが、中国の経済成長はインドをわずかに上回る程度で、空港や高速道路網などのインフラ整備が進められているものの、投資に見合ったものにもなっていないとしている。

さらに、中国には人口バランスの問題が存在している。国連報告書によれば、中国は25年後には総人口が4億人減少するとされ、中国の統治力の低さを表しているとし、中国は世界最大の経済体となっても、政治的に世界を牽引するだけの力量があるとは考えられないと指摘した。(翻訳・編集/岡田)

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