高まる原発安全への問題意識、IAEA加盟を切望―台湾

Record China    2011年7月10日(日) 14時22分

拡大

6日、福島原発事故を受け、原発安全問題への意識が高まるなか、台湾でIAEA加盟を求める声が高まっている。写真は台湾の原発。

(1 / 4 枚)

2011年7月6日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは台湾で国際原子力機関(IAEA)加盟を求める声が高まっていると伝えた。

その他の写真

福島原発事故を受け、世界各地で原発安全に関する関心が高まっている。台湾もまたその例外ではない。台湾はIAEA非加盟ながら原発を保有する唯一の地域。最も古い原発は1978年に稼働している。福島第1原発と同じ米GE社製のマーク1号型炉だ。

IAEA非加盟とはいえ、事故の報告などについての連絡手段は確保されている。しかし、新たな安全基準の協議への参加権、決定権は有していない。この現状に、加盟を希望する声が高まっている。

同様の問題を抱えていたのが世界保健機関(WHO)非加盟問題。2003年の新型肺炎(SARS)流行では情報入手が送れ、180人もの死者を出す惨事となった。馬英九(マー・インジウ)総統就任後に中国との関係を改善し、2009年にオブザーバーとしての参加が認められた。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携