江沢民前国家主席の健康問題はなぜこれほど注目を集めるのか?―米華字メディア

Record China    2011年7月9日(土) 11時25分

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7日、米華字ニュースサイトは、李崇光氏の記事「江沢民の健康問題はなぜこれほど注目を集めるのか?」を掲載した。写真は中国共産党創立90周年を記念して天安門広場に設置された巨大花壇。

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2011年7月7日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、李崇光(リー・チョングアン)氏の記事「江沢民の健康問題はなぜこれほど注目を集めるのか?」を掲載した。以下はその概要。

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最近、江沢民(こう・たくみん)前国家主席の健康問題が海外華字メディア、さらには韓国や日本などの海外メディアをにぎわしている。すでに引退して10年近い前指導者の健康問題がこれほど注目を集めたことは、ある意味で中国政治の不安定性、異常性を示すものとも言える。

かつては毛沢東トウ小平の健康問題も中国ウォッチャーたちの関心事であった。また、旧ソ連でもやはり旧指導者の健康問題が注目された。それは権力関係が不透明であり、公職を退いた後も影響力を残していることに起因している。

では現在、江沢民はどれほどの影響力を持っているのか。引退当初と比べるとその影響力は弱まっているものの、人事における影響力は相当なもの。その典型的な事例が習近平(シー・ジンピン)、李克強(リー・カーチアン)の人事だろう。

よく知られているとおり、胡錦濤国家主席は李克強を後継者とする腹づもりだった。最終的には習近平がその座を奪ったのだが、その陰で江沢民が果たした役割は決して小さなものではない。(翻訳・編集/KT)

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