Record China 2011年7月10日(日) 7時57分
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7日、台湾の馬英九総統は中台の歴史教育の違いを指摘し、「中国共産党は誠実に歴史と向き合うべき。『事実をありのままに話す』方針を貫くべきだ」と述べた。写真は05年10月、北京の国家博物館で開催された「台湾同胞抗日闘争展覧会」。
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2011年7月7日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は国防大学で行われた「抗日戦史学術シンポジウム」で、中台の歴史教育の違いを指摘し、「中国共産党は誠実に歴史と向き合うべき。『事実をありのままに話す』方針を貫くべきだ」と述べた。米華字サイト・多維新聞網が伝えた。
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シンポジウムの開会式で挨拶に立った馬総統は「中台では2〜3世代の国民が全く異なる抗戦歴史教育を受けている」と指摘。中国側に対し、「歴史と誠実に向き合い、どんなに大きな恨みを抱えていようともその真相を示すべき。中国共産党が定める原則と方針の中に『事実をありのままに話す』という項目がある。今からでも遅くない、曖昧は正すべきだ」と呼び掛けた。
また、「中台が分断されて60年。凄惨な内戦を経て、歴史に対する解釈も両者で大きく異なっている。最近の中国の学生は、抗日戦争を中国共産党が戦ったものだと勘違いしているようだ」と指摘。「中台が和解を迎える時は歴史に対する解釈も和解させ、真相も元に戻すべき。これは中華民族の歴史上最も凄惨な戦いだ。曖昧に処理してはならない」と強調した。(翻訳・編集/NN)
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