Record China 2011年7月5日(火) 18時58分
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4日、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電で、日本と米国の情報当局首脳が2008年の会談で北朝鮮の権力交代に中国は介入しないとの見方を示していたことが分かった。写真は北朝鮮・平壌。
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2011年7月4日、韓国YTNテレビによると、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電で、日本と米国の情報当局首脳が2008年の会談で北朝鮮の権力交代に中国は介入しないとの見方を示していたことが分かった。5日付で環球時報が伝えた。
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それによると、米国務省情報調査局のランダル・フォート局長が2008年10月7日に訪日し、内閣情報調査室と公安調査庁のトップと会談した際、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が亡くなった場合の中国の対応について、内閣情報調査室のトップが「権力交代に軽々しく介入しないはず。傍観者の態度をとるだろう」とし、介入が必要だと判断した場合でも「国際協力」という形をとるとの見方を示した。フォート局長もこの見方に賛同した。
また、韓国の聯合ニュースによると、日本の情報当局の関心は金総書記の健康と権力継承問題に置かれており、中国が北朝鮮の世代交代にどの程度介入するのかなどが議題に挙げられた。内閣情報調査室トップが、日本は北朝鮮のナンバー2である張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が北朝鮮を改革開放に導く「トウ小平」的な人物になる可能性もあるとの期待感も示したという。
このほか、中国は北朝鮮の権力交代が順調にいくとの見方を日本側に示したが、日本はこのような判断を「楽観的すぎる」と考えていることも分かったと報じられた。(翻訳・編集/NN)
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