Record China 2011年7月5日(火) 0時21分
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3日、日本の華字紙は、日本の不景気のあおりを受け、在日中国人留学生の就職が近年厳しさを増す中、震災の影響で今年はかつてないほどの試練に直面していると報じた。写真は東京。
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2011年7月3日、華字紙・中文導報は、日本の不景気のあおりを受け、在日中国人留学生の就職が近年厳しさを増す中、震災の影響で今年はかつてないほどの試練に直面していると報じた。
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6月24日、東京・五反田で開かれたある商社の留学生向け就職説明会。友人と参加した中国人留学生・陳(チェン)さんの目に飛び込んできたのは、会場を埋め尽くす100人もの学生。だが、この商社の採用予定人数はわずか3人だ。上海出身の陳さんは東京の某大学の3年生。就職説明会には10数回参加しているが、これほど大勢の学生が集まる光景を目にしたのは初めてだという。
日本の不景気と震災の影響で求人数は激減し、大学生の就職率もかつてないほどの厳しい状況となっている。文部科学省と厚生労働省が5月に発表した統計によると、今春卒業予定の大学生の就職内定率は前年比0.7%減の91.1%。これは1997年の統計開始以降、最低の数字だった。統計には震災で甚大な被害にあった東北地方は含まれていないため、実際の数字はさらに低いとみられている。
こうした状況を踏まえ、留学生の就職を支援する動きも活発化している。山口大学では在籍する295人の留学生のうち、日本で就職できるのは毎年わずか20人程度。今年は少しでも就職率を上げるため、6月26日に留学生向けの就職説明会を開催、JR九州や帝国ホテルなど6社が参加した。
また、6月20日には人材派遣会社「日総ブレイン」と神奈川新聞社が共同で留学生向けの就職説明会を横浜で開催、約300人の留学生が参加した。同23日には福岡労働局が九州地区の留学生を対象とした就職面談会を開催、計170人の採用予定に対し、留学生334人が押し寄せたという。(翻訳・編集/NN)
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