2011年6月30日、国際商報は外資系農薬企業が中国でのシェア拡大を加速していると伝えた。

【その他の写真】

世界販売額トップ20を占める大手農薬企業はほとんどが中国進出を果たしている。革新的技術を掌握し利益を奪っており、安価な加工工程だけを任された中国企業は同時に高額な環境保護コストも担うことになる。

先日、中国農薬協会が発表した統計が関係者の注意を引いた。中国の主要農作地域における輸入農薬のシェアが30％に達した。しかも2年で倍増する勢いで伸びており、国産とのシェア逆転も時間の問題だ。

このままでは中国国産農薬産業は壊滅すると関係者は危機感を強める。海外企業に負けない国産ブランドを育てること、そのためには研究開発への投資を増やすことが必要となろう。（翻訳・編集/KT）