「食品安全法」の執行状況いまだ改善せず、施行から2年―中国

Record China    2011年7月1日(金) 12時11分

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30日、中国で2009年6月に施行された「食品安全法」の執行状況が調査され、管理・監視体制面での問題点が改善されていないことが分かった。写真は5月、コメの精米年月日のごまかしで摘発された西安の業者。

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2011年6月30日、中国で09年6月に施行された「食品安全法」の執行状況が調査され、管理・監視体制面での問題点が改善されていないことが分かった。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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執行状況の調査は今回が2回目。前回は「食品安全法」の施行から8カ月後の10年2月に行われ、企業トップの意識の低さや監視・監督体制の甘さ、責任範囲の押し付け合いなど問題点が指摘された。調査は全国人民代表大会(全人代)常務委員会の路甬祥(ルー・ヨンシアン)副委員長を中心としたグループが実施した。

調査グループは前回調査時の問題点が改善されていなかったことに対し、「安全監督部門の責任を重くし、職責を果たしていない責任者に対する罰則を強化すべき」と指摘。路副委員長は食品安全法の管理・監督作業に関する細則が決まっていないことが、執行状況に深く影響しているとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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