Record China 2011年6月30日(木) 22時52分
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29日、中国の若い女性の間に広がる愛人願望について、「歴史的文化的要因が深く関わっている」と指摘する記事が中国のブログサイトに掲載された。資料写真。
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2011年6月29日、中国で社会問題になっている若い女性の愛人願望について分析した記事が中国のブログサイトに掲載された。以下はその内容。
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海外から単身で帰国した中国人男性にとって最も大きな問題は、愛人契約を求める若い女性からの危険な誘惑だ。「2号さん」や「お妾さん」といった女性は昔から存在しており、決して珍しいものではない。中国の皇帝は後宮に多くの美女をはべらせていたし、富と権力を手に入れた男性が愛人を囲うのが当たり前の時代もあった。
新中国が成立すると「愛人」は事実上社会から消えたが、経済的発展を遂げた現代中国で再びよみがえった。その背景には、女性の社会的地位の低さに起因するもの、女性を物のように扱う道徳観や責任感もない男性側に起因するもの、そして女性自身の意識の低さからくるもの、という3つ要因が存在する。
西洋女性は昔から独立心や自尊心が高く、恋愛や結婚も男性と対等な立場であることを望む。しかし、中国人女性は伝統的封建的価値観にとらわれたままだ。夫に愛人がいて、その夫から少しも愛されていないと気づいている妻も、妻という立場にしがみついて夫から離れようとしない。
お金のためだろうと愛情のためだろうと、愛人になる女性に欠けているのは自尊心と独立心だ。中国人女性に今必要なものは、経済的独立心と精神的独立心なのだ。(翻訳・編集/本郷)
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