<中華経済>自動車、家電材料のニトリルゴム工場、中国の品薄状況が改善か

Record China    2011年6月30日(木) 6時45分

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29日、中国・浙江省の寧波石化経済技術開発区内で建設が進められているニトリルブタジエンゴム(NBR)工場が完成した。

2011年6月29日、中国・浙江省の寧波石化経済技術開発区内で建設が進められているニトリルブタジエンゴム(NBR)工場が完成した。近く操業を開始できる見通し。28日付中国化工報が伝えた。

工場の名称は「寧漢カ(上かんむりに下)順沢ゴム有限公司」。山東省の企業3社が共同で設立した。生産能力は年5万トンで、世界最大級の規模。ロシアの生産技術を導入しており、海外提携事業向けの補助金として国家科学技術部から1018万元、寧波市の科学技術局から509万元を受ける。海外提携補助としては寧波市で最高額となる。原料となるブチンは、中国石油化工(シノペック)が寧波市に置く子会社・鎮海錬化のエチレン化学工場から調達する。

ニトリルブタジエンゴムは、耐油・耐熱性に優れ、自動車、機械電気、家電などに幅広く応用されている。中国では生産規模、品種ともに不足状態にある。(翻訳・編集/JX)

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