<中華経済>BYDが大型EVバス3台をドイツ・フランクフルト市政府に提供―中国

Record China    2011年6月25日(土) 5時51分

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24日、比亜迪(BYD)が、独フランクフルト市政府とパートナーシップを結んだことがこのほど、明らかになった。比亜迪が自主開発した大型EVバス「K9」3台などを同市に提供するという。

2011年6月24日、比亜迪BYD)が、独フランクフルト市政府とパートナーシップを結んだことがこのほど、明らかになった。比亜迪が自主開発した大型EVバス「K9」3台などを同市に提供するという。中国の各メディアが伝えた。

協議書によれば、比亜迪は2012年の第1四半期(1−3月)を目処に、「K9」3台を同市に納入し、あわせて直流充電設備2カ所の建設と技術支援を行うという。このバスは、フランクフルト空港のエアポートバスとして利用される予定で、障害のある人やお年寄りが利用しやすいよう段差をなくした低床バス仕様となっている。

比亜迪によれば、「K9」は30分で50%程の急速充電が可能なバッテリーを搭載しており、さらに屋根に取り付けたソーラーパネルで走行しながらの充電もできる。従来のディーゼルバスは年間約27万元の燃料費がかかっていたが、「K9」はエアコン使用時でも100キロあたり約96元、年間約8万4000元で済むという。

比亜迪の王伝福総裁はデトロイトモーターショーに出品した際、今後の目標について「環境保護技術を応用するだけでなく、EVを用いた新しい交通ソリューションを都市に提供していきたい」と述べており、今回の提携もこの一環と見られる。(翻訳・編集/JX)

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