家具のニトリが札幌へ中国人経営者70人を招待、観光客回復へひと肌脱ぐ―華字紙

Record China    2011年6月22日(水) 12時0分

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21日、日本の華字紙は、原発事故の影響で中国人観光客が激減している北海道で、家具販売のニトリが中国人経営者70人を招待し、高橋はるみ知事との昼食会を開催したと報じた。写真は観光地化された中国映画「狙った恋の落とし方。」の北海道ロケ地。

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2011年6月21日、華字紙・中文導報は、福島第1原発事故の影響で中国人観光客が激減している北海道で、家具販売の最大手、ニトリホールディングスが中国人経営者70人を招待し、高橋はるみ知事との昼食会を開催したと報じた。北海道の安全をアピールするのが狙い。

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中国人経営者はニトリの取引先。今回の北海道訪問では支笏湖や洞爺湖などを観光するほか、研修会にも参加する。札幌市内で開かれた昼食会では、高橋知事が「北海道は日常生活に戻りました。何も心配することはありません」と安全をアピールした。

北海道でロケが行われた2008年の中国映画「狙った恋の落とし方。(原題:非誠勿擾)」でブームに火が付き、中国人観光客が急増。ロケ地を中国人向けに観光地化し、歓迎ムードを演出したり、ニトリの子会社が千歳市に中国人富裕層向けの別荘建設に乗り出したりするなど、まさに「中国頼み」の様相を呈していた。

影響力の強い経営者を多数招待することで、放射能汚染への懸念を払しょくし、中国人観光客が再び戻ることが期待されている。(翻訳・編集/NN)

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