中国が「投資の天国」だったのはもう過去のこと=それでも止まらない外資の進出―独メディア

Record China    2011年6月20日(月) 12時47分

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16日、フィナンシャル・タイムズ(ドイツ語版)は、中国の投資環境について取り上げた。中国が「投資の天国」だったのはもう過去のこと。今ではむしろ多くの問題点が目につくと報じた。写真は山東省のLEDチップ工場。

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2011年6月16日、フィナンシャル・タイムズ(ドイツ語版)は、中国の投資環境について取り上げた。17日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレが伝えた。

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中国が「投資の天国」だったのはもう過去のことかもしれない。中国EU商会が発表した最新調査によると、中国市場は外国企業に巨大なビジネスチャンスを提供する一方で、多くの問題を抱えていることも明らかとなった。

政治体制の不透明性が高く、大型投資の許認可は官僚との関係に左右されること。無数の中国企業、外資系企業の参入が相次ぎ競争が激化していること。労働コスト及び資材コストが上昇していること。環境法については中国企業よりも外資系企業に対して厳しく適用されていると感じている人が多いなど一部の海外企業は差別されていると感じていることが問題点として上げられている。

30年前、外資系企業の最初の対中投資は「冒険」だと見られていた。その後、対中投資の黄金期を迎え、多数の企業が参入。そして今、問題点がクローズアップされるようになりつつある。しかし、外資系企業の対中投資熱はいまだ冷めていない。(翻訳・編集/KT)

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