中国人観光客が消費額トップに、土産に宝石が人気―オーストラリア

Record China    2011年6月12日(日) 8時44分

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10日、中国人観光客がオーストラリア最大の顧客となっており、将来はさらにその消費額が増えると予想されている。写真はクイーンズランド州。

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2011年6月10日、華字紙・星島日報のオーストラリア版によると、中国人観光客がオーストラリア最大の顧客となっており、将来はさらにその消費額が増えると予想されている。中国新聞社が伝えた。

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オーストラリアの政府系機関ツーリズム・リサーチ・オーストラリアによると、同国の外国人観光客のうち、中国の増加が著しく、ニュージーランド、英国米国に次ぐ多さとなっている。

2010年の中国人観光客の数は45万4000人で、消費額は31億元(約387億円)だった。多くはシドニー、メルボルン、ブリスベン、パースなどの都市を訪れるが、7%はニューサウスウェールズ州のハンター・バレーや砂漠地帯、クイーンズランド州北部の熱帯地域などの郊外を訪れている。

同機関では、今年の中国人観光客は26%増加し57万1000人になると予測している。また長期的予測では、2020年には86万人に増え、ニュージーランドに次ぐ2位となり、消費額は95億元(約1187億円)に上るとみられている。

なお、これまではコアラやカンガルーのおもちゃ、ブーメランなどが土産物の定番だったが、現在は裕福な中国人観光客がこぞって宝石店でダイヤモンドを買うようになってきた。個性的で美しい宝石が人気だという。(翻訳・編集/中原)

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