2011年6月10日、山東永泰化工集団有限公司が伊藤忠商事からタイヤ30万本を受注したことが明らかになった。さらにアメリカの貿易商社から15万本の注文があったようだ。中国の各メディアが伝えた。

同社は製品ラインナップの見直しを行う一方で、技術力を生かしたオリジナル製品の開発に注力。他社との差別化を積極的に進めており、好調なセールスを続けている。

2010年秋には、同社傘下のDMACKが中国のタイヤメーカーとして初めて世界ラリー選手権（WRC）への参戦を発表した。オリジナルのレース用タイヤをプライベーターチームに供給するとみられる。（翻訳・編集/JX）