2011年6月8日、中国共産党成立90周年記念映画「建党偉業」のプレミア上映会が北京市で行われ、俳優チョウ・ユンファ（周潤發）やリウ・イエ（劉[火華]）、女優ファン・ビンビン（范冰冰）らが出席した。網易娯楽網が伝えた。

【その他の写真】

中華圏のスター約100人がスクリーンに登場する「建党偉業」は、1921年の中国共産党成立までを描く歴史愛国ドラマ。中華帝国皇帝となった袁世凱にチョウ・ユンファ（周潤發）、毛沢東にリウ・イエ（劉[火華]）など、そうそうたる顔ぶれがキャストに並び、今月15日から公開される。

中国電影集団公司（チャイナ・ フィルム・グループ）理事長のハン・サンピン（韓三平）監督によると、09年に公開された中国建国60周年記念映画で、4億2000万元（約52億円）の興業成績を叩き出した「建国大業」を超える自信があるとのこと。ホアン・チェンシン（黄建新）監督は具体的な数字を示し、興業成績の目標を4億5000万元（約56億円）と語っている。

主演の1人、チョウ・ユンファは袁世凱を演じるためにクランクイン前はダイエットに励み、水だけ飲んで頑張ったという。「映画では奥さんが8人いるはずなんだけど、結局誰にも会えずじまいだったよ」と非常に残念そうに語り、取材陣を爆笑させていた。また、スケジュールの都合で当初は出演を危ぶまれていたファン・ビンビンは、光緒帝皇后の隆裕皇后役で登場している。（翻訳・編集/Mathilda）