中国レノボがIBM・NECに続き独Medionを買収へ、米日欧3大市場獲得か―中国紙

Record China    2011年6月6日(月) 6時29分

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4日、米IBMのPC部門を買収し、NECのPC事業を傘下に置く合弁会社を設立したレノボ(聯想グループ)は、米国と日本に続いて欧州市場獲得にも乗り出した。写真は上海のレノボ本社。

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2011年6月4日、中国経営報によると、米IBMのPC部門を買収し、NECのPC事業を傘下に置く合弁会社を設立したレノボ(聯想グループ)は、米国と日本に続いて欧州市場獲得にも乗り出した。

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1日、レノボは1株当たり13ユーロで独PCメーカーMedionの株式36.66%取得し、同社を買収する計画を発表した。出資額は2億3100万ユーロ。取引が完了すれば、レノボはドイツで14%のシェアをもつ第3のPCメーカーとなる。レノボの楊元慶(ヤン・ユエンチン)CEOは買収の目的について、規模拡大というよりも技術獲得だと示唆。将来的に買収を継続していく可能性もあるとの認識を示した。

Medion社はドイツ・エッセンに拠点を置くPCメーカーで、約1000人の従業員をかかえている。今回の買収でレノボは、西欧市場におけるシェアの拡大、同市場における業務効率の改善、携帯型インターネット端末事業の強化などを見込んでいる。(翻訳・編集/津野尾)

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