2011年5月17日、東日本大震災後初となる中国から東京への団体ツアーが同20日、遼寧省瀋陽市を出発することがわかった。中国新聞社が伝えた。

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記事によると、関西方面へのツアーは4月末に再開されたが、放射能漏れ事故の影響で客足が途絶えた東京へは震災後初となる。参加者は13人で、3泊4日の日程で銀座、浅草、東京ディズニーランドなどを回る。観光庁は成田空港到着時、歓迎セレモニーを開く予定。ツアーを主催した旅行会社は「東京の観光関連施設がどの程度復旧したか、実際に現地で見て確かめたい」としている。

東日本大震災後、福島第一原発の事故への懸念から、中国から日本への旅行者は激減。3月は前年同月比49％減の6万2500人にとどまり、4月はさらに落ち込むと予想されている。東京へのツアーが再開されたことで、中国からの観光客回復が期待される。（翻訳・編集/AA）