中国のサッカー選手は「わざと転ぶ」「規律がない」=天津泰達のハーン監督―中国メディア

Record China    2011年5月16日(月) 20時32分

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14日、中国サッカー・スーパーリーグに所属する天津泰達のアリー・ハーン監督は「中国のサッカー選手はお高くとまっている。『わざと転ぶ』『規律がない』が中国のサッカー文化だ」と述べた。写真は7日、天津泰達対陝西人和の試合。

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2011年5月14日、中国サッカー・スーパーリーグに所属する天津泰達のアリー・ハーン監督はロイター通信のインタービューで、「中国のサッカー選手はお高くとまっている。『わざと転ぶ』『規律がない』が中国のサッカー文化だ」と述べた。網易体育が伝えた。

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ハーン監督は「中国では選手は『役者』だ。いつもインチキをしている。ほんの少し押されただけで倒れるが、審判の笛が鳴ればすぐに立ち上がる」と不満を露わにした。また、「中国では警察官に大声で文句を言っている人を見かけるが、サッカー場でも同じ。選手は審判を尊重していない」と指摘。「サッカー界全体が変わらなければならない。審判の判定には従うべきだ」と苦言を呈した。

中国が2002年のW杯出場を決めた時、選手たちは英雄扱いされたが、結局1点も取れなかった。これについて、ハーン監督は孫継海(スン・ジーハイ)や李鉄(リー・ティエ)がイングランド・プレミアリーグに進出し、中国サッカーの存在感をアピールする良いきっかけになったと評価。だが、「偽ボール事件」の発覚ですべて水の泡となり、その後、中国選手の欧州リーグ進出はかなり難しくなったとした。

それでも欧州リーグに進出したい中国選手に対し、監督は「まずは自分の性格を変えることだ」と助言。「中国の選手はすぐに現状に満足してしまう。だが、サッカー場では永遠に満足してはならない」と語った。また、現在の中国サッカー界の現状について、サッカー協会に登録している18歳以下の選手はわずか3000人だとし、日本の約50万人と比べ、少なすぎるとの懸念を示した。(翻訳・編集/NN)

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