経済が急発展のチベット、でもその自然環境は「世界で最も良好」を保持―中国メディア

Record China    2011年5月16日(月) 12時48分

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15日、急速な経済発展を遂げるチベット自治区の自然環境について、世界で最も良好な地域の1つだと中国国営メディアが報じた。大部分の生態系は手つかずのままだという。写真はチベット3大聖湖の1つ、納木錯(ナムツォ)。

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2011年5月15日、中国国営新華社通信(電子版)は、急速な経済発展を遂げるチベット自治区の自然環境について、世界で最も良好な地域の1つだと報じた。「保護しながら開発する、開発しながら保護する」の原則のもと、大部分の生態系は手つかずのままだという。

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記事によると、チベット自治区環境保護庁の江白(ジアン・バイ)副庁長は「調査の結果、チベットの水、空気、土壌、放射線量、生態環境はすべて良好な状態が保たれている」と報告した。チベットは北極、南極に次ぐ「第3の極」と呼ばれており、平均海抜は4000メートルを超える。氷河が形成した天然の湖や川が広く分布しており、一部の川は中国だけでなく南アジア地域全体の重要な水源となっていることから、「アジアの給水塔」「世界の気候調節器」と呼ばれている。

記事によると、過去5年間にチベットの生態環境保護に投じられた予算は100億元(約1245億円)を超える。自然保護区もこの間に8カ所建設され、昨年末時点で累計47カ所、総面積は41万3700平方キロメートルに上った。(翻訳・編集/NN)

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