Record China 2011年5月10日(火) 4時33分
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7日、ウサマ・ビンラディン容疑者の急襲に使われ、現場で爆破された米軍のヘリコプターがステルスヘリだった可能性が高く、その残骸が中国に渡ることに複数の英メディアが懸念を示している。写真はビンラディン容疑者の殺害作戦の様子を伝えるテレビニュース。
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2011年5月7日、中国国営新華社通信(電子版)は、国際テロ組織アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン容疑者の急襲に使われ、現場で爆破された米軍のヘリコプターがステルスヘリだった可能性が高く、その残骸が中国に渡ることに複数の英メディアが懸念を示していると報じた。
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5日付英紙タイムズは、ビンラディン容疑者の殺害作戦で投入されたヘリコプターは未公開のステルスヘリだった可能性が高く、その残骸がパキスタンと友好関係にある中国に渡ることを米政府は望んでいないはずだと報じた。中国が今年1月に初飛行を成功させた次世代ステルス戦闘機「殲20」も、90年代末のコソボ紛争で撃墜された米軍ステルス機F−117の技術を盗用した可能性が高いとみられている。
また、6日付英紙デイリー・テレグラフも「ステルスヘリの機密技術は最終的に中国に流出する」と題した記事で、パキスタンが米国に残骸の返還を拒否した場合、大変な外交問題に発展するとの見方を示した。このほか、英軍事誌ジェーン・ディフェンス・ウィークリーは「中国人民解放軍はちょうど武装ヘリ開発の初期段階。ステルスヘリの技術は非常に役に立つ」と分析している。(翻訳・編集/NN)
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