2011年5月7日、中国最大の無人ヘリ「V750」の試験飛行が山東省で行われ、初めて成功した。広州日報が8日付で伝えた。

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試験飛行が行われたのは山東省●坊市（●はさんずいに維）の●坊天翔航空工業有限公司の試験飛行場。飛び立った無人ヘリは、地上の操作員の指令に従って高度を上げ、25メートルの高度まで飛行した。10分後に静かに着陸した際、見守っていた関係者らから大きな拍手が起こった。

「V750」は2人載りのB2Bヘリを改造したもので、重量757キロ、最大積載量80キログラム、最高時速161キロメートル、最長航続距離500キロメートル、最長飛行時間4時間以上となっている。自動飛行とリモコン操作の切り替えができ、リモコン操作の場合は操作可能半径150キロメートル、高度3000メートルとなる。

「V750」は軍事・民用ともに使用できる多用途の無人ヘリとして期待されている。専門家は、試験飛行には成功したが、正常な航路飛行ができるようになるまではまだしばらく時間がかかると指摘した。（翻訳・編集/津野尾）