Record China 2011年5月9日(月) 14時39分
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8日、台湾の馬英九総統は日本統治時代の台湾南部でダムの建設など農業水利事業に貢献した日本人技師、八田与一氏の功績をたたえる記念公園の開園式典で、「自分は『反日派』ではない。『友日派』だ」と述べた。写真は馬総統。
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2011年5月8日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は日本統治時代の台湾南部でダムの建設など農業水利事業に貢献した日本人技師、八田与一氏の功績をたたえる記念公園の開園式典で、「自分は『反日派』ではない。『友日派』だ」と述べた。米華字サイト・多維新聞が伝えた。
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式典には八田氏の故郷、石川県出身の森喜朗元首相率いる日本からの200人を超える訪問団が参加した。あいさつに立った馬総統は「日清戦争の後、台湾が日本に割譲されたことは時代の悲劇。日本統治時代については多くの議論があるが、その貢献まで故意に消し去るべきではない。八田氏の偉大な貢献に対する感謝の気持ちを込めて記念公園を建設した」と述べた。
八田氏は1920年から10年かけて台湾南部・嘉南平原の農業灌漑を目的に台南県官田郷に烏山頭(うさんとう)ダムを建設し、不毛の地とされてきた同平原を一大穀倉地帯へと変貌させた。馬総統は「こうした事実もきちんと見据え、日本占領時代を違った角度から見ていけたら良いと思う。恩と恨みは分けて考えるべきだ」と強調した。(翻訳・編集/NN)
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