「米中、互いの相違理解できれば、衝突回避は可能」=米国防副長官が見解―インド紙

Record China    2011年5月2日(月) 12時55分

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30日、ミッシェル・フロノイ米国防次官が先ごろ、「米国と中国の衝突は決して避けれられないものではない」と指摘した。写真は10年10月、中国・天津で開催された国連気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)の準備会合。

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2011年4月30日、環球網によると、ミッシェル・フロノイ米国防次官が先ごろ、アジア地域におけるインターネット犯罪や気候変動、テロなどの脅威について語った際、米中関係に触れ、「米国と中国の衝突は決して避けれられないものではない」と指摘した。

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インド経済紙エコノミック・タイムズが30日に伝えたところによれば、フロノイ氏は「多方面から見て、現在、世界的に最も重要かつ勢いがあるのはアジア太平洋地域で、そうした状況は今後さらに加速する可能性が高い」とした。しかし同時に、ア太地域はインターネット犯罪や気候変動、テロリズムなど多くの脅威の発生源にもなっており、米国は今後、中国とインドにアジア地域の安定維持を呼びかけていくと語った。

フロノイ氏はさらに米中関係についても触れ、「米中の衝突は決して避けれられないものではない」とした。双方の相違をよく把握することができれば、相互が共有する利益に向けてより協力関係を高めることができるはずだと語ったという。今後、世界の3大経済大国は中国・インド・日本となる可能性に触れ、その根拠として、2010年に最も経済成長が著しかった15カ国のうち10カ国がアジアにあることを示した。(翻訳・編集/岡田)

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