2011年4月28日、環球時報によると、ドイツメディアはこのほど、中国ファッション業界にアフリカ出身のモデルが進出しつつあると伝えた。アフリカ出身モデルは欧米では大活躍しており、ファッション業界でもよく見られるが、中国ではまだ珍しいという。

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欧米市場が飽和状態になるにつれ、中国進出を目指すアフリカ出身モデルが増えている。アフリカやヨーロッパでモデル経験を持つアフリカ出身のある女性は、1年の努力の末、中国でファッションショーの仕事を見つけた。彼女は「モデルの中で黒人は私1人だけ。中国ではやはりまだアフリカ出身モデルは少数。観衆は私に非常に興味を持っているようで、奇妙な感じだったわ」と語る。

アフリカ出身モデルが中国で活躍の場が少ない原因について、国際的なモデル斡旋会社の中国地区責任者は「中国のデザイナーは国内市場を中心に考えている。中国人はアジアやヨーロッパ系のモデルが好きなため、アフリカ人モデルのニーズがまだ小さい」と分析する。

一方で、同社のアートディレクターは「こうした状況はすぐに変化する。中国市場はさらに拡大し、より多くのアフリカ的要素を採用し、多くの黒人モデルを雇用することになるだろう」と指摘している。（翻訳・編集/HA）