子どもをパクリ、トラだってたまには野生を取り戻す?―雲南省昆明市

Record China    2007年1月17日(水) 9時40分

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飼い慣らされているようでもトラはトラ。これまで一度も暴れたことがなかった動物園のトラが、小さい子に突然かみついた。餌と思ったのだろうか。

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2007年1月14日の午後3時10分、雲南省昆明市にある雲南省野生動物園で、動物ショーが行われた。ショーの後で20人余りの子どもたちが舞台に上がり、係員の案内でショーの主役を務めた1匹のトラと記念写真の撮影を行った。トラの周りには6人の係員がおり、子どもたちは順番に大人しいトラと一緒に写真を撮って喜んでいた。

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その時思いもかけない惨事が起こった。ある男の子がトラの隣に立って撮影を行ったとき、このトラが彼の首にかみついたのだ。あまりにも突然の出来事で、みんな驚いてどうしたらいいのか一瞬分からなかった。男の子は大声で泣きわめいた。スタッフ数人が駆け寄り、皆でトラを押さえつけ棒で口を開き、かまれた子どもを救出した。

飼育係の話によると、このトラを3年間飼育・訓練してきたが、これまでに一度も暴れたことはないという。

その後、けがをした子どもは昆明市533病院に運ばれて、現在治療を受けている。現在事故の経緯や安全の責任が誰にあるかを、警察が調べているところだ。

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